吟詠日本一

　阪神タイガースの赤星憲広選手の母、赤星キミエさんが、今年の日本吟詠総連盟主催の全国大会で日本一の栄冠に輝いたそうである。
　赤星キミエさんは、愛知県の北辰神明流の正範師という資格であるから、指導者の部（吟詠第二部）に出場し、優勝したのである。それだけではなく、和歌・短歌の部でも優勝している。
　吟詠総連盟には、鷹詠館も最近参加しているが、全国規模の、レベルが高い大会であるから、その二部、指導者の部での優勝は、文字通り日本一ということになる。
　毎年、吟詠大会が行われ、優勝者が出ているのだから特に話題になることではないが、それが人気球団の有名選手の母ということで新聞にも報道された。
　これにより詩吟に対する関心が多少でも高まることがあるとすれば嬉しいことである。